父親

2005年2月28日 家族・子育て
プリンさんに触発されて父親の話しなぞ。

好きで嫌いで優しくて怖い父親だったなぁ。
小学1年くらいの時、口にちゅうされるのが嫌で嫌でたまらなかった。
毎晩お酒を飲んで母親ともよく喧嘩してた。
子供の頃父親の匂いはお酒の匂いだった。
おかげで今でも日本酒の匂いが駄目。
子供の頃お金持ちの家へ養子に入ったらしい。
箪笥に100円札がずらーっと入っていた話とか父の父が国債を買ったら一日でくず紙になってしまった話とか。
とびの親方をやっていたらしく昔はうちも景気が良かったらしい。
日本銀行発行の小切手を持っていたとかそんな話も聞いたことがある。
仕事中の事故で片目の視力を喪失してあたしの知っている父親は酒びたりで顔を真っ赤にした父親だけ。
肉親だから「好き」だったんだと思う。
好きっていうより嫌いになれなかっただけなのかも。
中2のときの肝硬変で亡くなった。
最後に会ったのは亡くなる1週間前に病院のベットの上の父に会った。
顔色は悪かったけどまだまだ元気だった。
離れて暮らしていたから電車で2時間かけて一人で病院に会いに行った。
その当時2時間は物凄く遠いけど今だったら毎日でも通ってあげられたのにな。
でも、母親にはもう一度会いたいと思うけど父親には会いたいと思わない。
親不孝なのかもしれないけど。
育ててくれたってことに感謝もしていない。
父親がいなかったらそれはそれで幸せだったような気もするから。
でも。
母親と結婚してくれたことには感謝している。
なかなか男気のある人だったらしいし。
あ、石原裕次郎に憧れていたんだろう。
晩年の裕ちゃんにとても似ていた。
3人兄弟の歳の離れた末っ子で唯一の女の子だったから凄く可愛がられてた。
不器用な人だったけど。
きっと孫も可愛がってくれたんだろうなぁ。

ほんと、今日は徒然w

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